場面緘黙症だったんだ

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場面緘黙

次女は当時4歳前後、年中さん。

長年の疑問符を抱えていたそら。

なんでこの子はしゃべらないんだろう
なんでこの子は外で動かないんだろう

あるときやっとたどり着きました。
長かった(ToT)/~~~
4歳になろうかというとき
やっと
場面緘黙という言葉にたどり着きました。

場面緘黙に関するものは
通常の本屋などではおいていません。

ネットで専門書をとりよせました。

熟読し、
場面緘黙は情緒障害であることを知りました。
場面緘黙には治療ステップがあることを
知りました。
なぜ話せないかは自分自身でもわからないという
ことを知りました。
心を開いた人が話せる人とは限らない
ことも知りました。

二次的ではなく純粋な場面緘黙児の場合
(二次的なもので場面緘黙が現れるときがあります
 発達障害からや精神障害からの場面緘黙など)
大半が成長の過程でしゃべりだすことが多いという
場面緘黙児。
かかわり方によっては大人になるまで
もっていくこともあるそうです。

それは大変( ゚Д゚)

次女は純粋な場面緘黙児でした。
そらは回復の見込みがあると判断しました。
でもそのためには
そらが意識改革をして勉強をしていく
必要があると思いました。

まずは、専門書を熟読し、
家庭での接し方を学びました。

そしてたまたま
そらの職場で精神科の研修がありました。
精神科医や心理士さんとお話をする機会があり
次女のことを相談してみました。

先生から当時言われたのは
・話を聞く限り、このままいければ大丈夫な気がする
・10歳あたりで変化があるからみときなさい。高校までが
 回復のタイムリミットになるだろう。
・場面で緘黙がでるので、大丈夫で嫌がらなければ
 訓練の意味で劇団などにいれてみるのもよし。
 (いやがったら絶対させてはだめ)
・得意不得意の差がでるので、周りと同じ成績をとるのは難しい
(音楽は歌えない、体育は動けない)
・緘黙が原因で、二次疾患としてうつ病などになることもある
 (いじめなどにあって)最悪の状態になったときのために
 児童相談所に記録を残しておくことや、心療内科ではなく

 きちんと精神科にカルテを残しておく
 と、いざというときに保険になる
(今はわかりませんが障害年金などは初診日から2年経過後からしか適用されないようです)
・緘黙にはこれといった薬はない

ということでした。

勉強になりました。

家庭では、
緘黙について怒ることをやめました。
保育園で行事があるときは、前もって
その場所に家族でいって、
楽しい場所であること、
来たことがある場所であることを
インプットするようにしました
初めてのことは、まずは長女に
お手本を見せてもらいました。

保育園で対応をお願いしたかったですが
まだその段階ではないかと思ったのと
しゃべらない動かないだけで
問題がほかにあるわけではなかったこと
まもなく小学校入学なので
慣れるのに時間がかかる次女。
保育園よりも、小学校入学に焦点を
おいて今から行動すべきだと考えました。

なので、保育園では
場面緘黙症だったことだけ
伝え、話すことを強制だけは
しないでほしいと伝えていました。

休みの日
長女と次女を連れて
小学校の校庭で遊ぶことにしました。
慣れてきたら
長女の授業参観や、保護者会などのときは
保育園を休ませ、一緒に校舎の中
入って、学校の雰囲気を体験しました。

初めはそらから離れることもできずに
固まっていましたが
そんなこんなでしていたら入学半年前には
校舎の中にいるそらから離れて
校庭に遊びに行く姿が見られました。

ここまで1年以上かかってたような気がします。
長く長くかかる回復ステップかもしれません。
でも、次女はめでたく小学校6年生最後のほう
場面緘黙を克服しました。
悩んでいるお母さん
長期戦だと思って
めげずに関わってほしいと思います(^^)

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