場面緘黙児小学2年、精神科受診

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場面緘黙

そら宅の人族次女は場面緘黙児でした。

今日は、精神科を受診したお話。

精神科にカルテを残しておくことは
専門家から以前言われてはいましたが
そらは悩んでいました。

小学校に入学してから
とてもスムーズに治療ステップ
あがっていたからです。

でも、変化が起こるであろう小4あたり
という年齢が間近にせまるたび
しゃべる気配のない次女をみて
不安に襲われていたのも事実。

そらは決意しました。
熊本でも有名な
小児精神で有名な病院です。
予約もなかなかとれず
数か月かかりました。

そして初めて精神科を受診して
先生から
いろいろなアドバイス
いただきました。

そら宅の次女についての話ですが
専門家のお話
誰かのお役にたてたなら幸いです。

次女の場面緘黙には
小学校が、入学前から
たくさん支援をして
くださっていました。

とても理想的な支援が行われており、
いい環境が整っている
ほめていただきました。

でも、そのため
あともう少しなのに という思いに
駆られるかもしれないが
周りが焦ることなく、
このまま本人のペースを崩すことなく
現状維持が保たれれば、
時期は不明だが
あるときぽっと
話し出す日が来るであろう
ということ。

本人のペースを最優先とし
周りがひきあげるような支援はしないこと。

本人のペースに、周りが
あとからついていくくらいのペースが望ましい。

それをすることで
あれもできた、これもできた
褒められることも増え、
自尊心が育てられる。

基本的に、
これをすればもしかしたら
発話するのではという思いで
こどもを引っ張る支援
逆にマイナスになるためおすすめしない。

しかし、長年の教師のカンというものもある。
子どもとの信頼関係が気づけていれば
一度くらい背中を押してみて
縮こまることはないだろう。
担任が、ここぞというときに押してみることを
実際してみるのもいいかもしれない。

ただし、失敗したときには
すぐに引き返せることが大前提
無理な時はまだ早いということ。
低くハードルを設定し、褒めて自尊心を育てて
やることが必要。

常にクリアしなくてはならないという
ハードルの中におくのはだめ。

例えば
はい、いいえ、ありがとう、さようならなど
たくさんのあいさつの中から
できそうなものを頑張ってみないかと
提案し、
本人の希望のものをチャレンジする
など

成育歴から現在までの支援をみるかぎり
いじめなどに注意を払い、
このままの環境を維持していくこと

大丈夫とのことでした。

受診して、
先生とお話するなかで
お友達やまわりへの不満、悪口を
家で言ったことがないことが判明しました。

そらはそれは良いことではと
思いましたが
医師が一番気になる点だとのこと。

本人が、マイナスな面を口に出すのは
見苦しいことだと思っている。

(実際そらにも、わざと悪口っぽいことを言ったとき
「お母さん、そんなこというの見苦しいよ」
言われました)

声にださずに内でため込んだあとの爆発
精神疾患などででてきたりするので
注意が必要。

人間は不満や悪口を言いながら、
ストレスを小出しに発散させていく生き物である。

それをしてもいいんだ、
マイナスなことも
口に出すのは悪いことじゃない
言い聞かせていくことが必要。

考えが固いところがあるので
思春期にむけて
柔軟にしといてあげる必要がある。

思春期は特に、
人のうわさ話などで
友人関係を築いていく時期

それができないことで、
友人関係にひびができ、
登校拒否につながることもある。

それがどうしてもできない場合は
スポーツ療法として
運動をさせることで
そのストレスを身体から発散させる方法
もある。

どちらでも発散はできるのでどちらでもいい

非常にいい回復をみせており
通院の必要はなく
このまま学校と連携をとりながら
現状維持、安心できる環境づくりに
努めていくことを
引き続きおこなっていくように。

以上が
精神科受診の先生のお話でした。

そらはそれから
完璧主義の次女に
てきとーでいいんだよ
6~7割できてりゃ合格よ
てきとーよ、てきとー

を長年言い続けたのでした(笑)

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