そら宅の場面緘黙児、次女の2歳のときのお話。
そら宅は、次女が2歳になるとき引っ越しをしました。
引っ越す前は、集合住宅。
子どもたちや親もでてきて
毎日毎日、遊んでいました。
少なくても4人、多い時で10人くらいの
子どもたちがワーワー裸足で駆け回るくらい
大きな芝生に小さな公園、
今の住宅事情では珍しく、
敷地は最適な遊び場でした。
ベビーだった次女は敷地の芝生に
敷物をしいて、そこで過ごしていました。
この生活を捨てるのは捨てがたいと思いましたが
新しい引っ越し先も
似たようなところ。
集合住宅で
敷地の中、自宅の前には
緑がたくさん
適度な芝生と
小さな公園。
こちらでも
早くにお友達もでき
2歳~6歳までの子供たちが
毎日、親も出てきて
夕方は遊ぶのが日課に
なっていました。
お外に興味がでる頃の次女は
同い年の2歳の男の子K君と
いつも一緒にいました。
ですがそこでも発声はありません。
K君はしゃべりますが
次女はしゃべりません。
でも2人で、
大人にはわからない
通じ合うものがあったのかもしれません。
お互い、意思の疎通はできていたようです。
2人はとっても仲良しに
なりました。
お友達のお母さんに声をかけられても
発声はありません。
1年くらいかけて
ニコッと控えめに笑うくらいは
できるようになりました。
長女の時もそうでしたが、
熊本ではいろんな地区で
子育て支援の一環として
小さい子を集めた
サークル活動が行われていました。
おもちゃ遊びや読み聞かせなどなど
それは楽しい場でした。
長女はよく遊んでいましたが、
次女はだめでした。
いろんな地区のサークルに連れていきますが
まあ無表情で身動きせず
そらから離れようとしません。
楽しくないのかと
帰宅後
楽しかった?と聞くと
にっこり笑う次女。
そらには意味がわかりません。
じゃあなぜ遊ばないのか。
なんで?
これまたなぞは
深まるばかり。
自宅や実家のなじみのある場所では
全く問題なくしゃべり、動く次女。
でもこのときもまだ
そらは、次女は人見知りの強い子
そんな認識でした。
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