そら宅の次女はかつて場面緘黙児でした。
おしゃべりのできない場面緘黙児の次女の
初めてのお友達作りの話。
お友達はいたんです
幼馴染のKくん他何名か。
次女は引っ越する前も、
引っ越しした1歳のときからも
一緒に外にでて
長女と近所の子供たちと遊んでいました。
なので見知った環境で
一緒に育った子たちなら大丈夫。
その時に知り合った
子どもたちとは
一緒に育ったので
しゃべることが可能でした。
が、外部にでると
まったくもって
固まってしまい
しゃべることができなかった次女。
保育園でも一人も
しゃべれるお友達はいませんでした。
なので小学校に入学してからも
そらはお友達ができるか心配でした。
少しずつ成長している次女に
新しい環境での
新しいお友達を作る
手助けをしてくれたのが
担任の先生でした。
小学1年生の夏休み。
教育相談に行ったそらは先生に言いました。
近所に女の子のお友達が
いればと思っているんだけれど…。
夏休みは学校がないので
次女はほとんど外出せず
自宅で長女と一緒に過ごしていました。
すると先生からお話が…。
ちょうど同じ教育相談で
近くに住むAちゃんのお母さんから
同じクラスの子と遊びたいと
Aちゃんが話していることをきいた
先生が
「絶対この子なら合うと思う!」
と、
先生が夏休み中にAちゃんを連れて自宅に
遊びに来てくれました。
Aちゃんも次女ほどではありませんが
自分からお友達を作りにいける
タイプではないようでした。
まあ当然のごとく
お互いその日の会話はありません。
が、ここは次女のテリトリー(自宅)(≧◇≦)
何か変化があるかもしれないと
そらは期待していました。
Aちゃんとそらや長女も交じって
遊ぶことにしました。
そらや長女とAちゃんが
ほとんどしゃべっていただけで
そら的には
だいぶ気まずい空気が流れていたように
思いましたが
Aちゃんは
また来るねと言ってくれました(*´▽`*)
夏休み中に
何度か遊びに来てくれました。
そらと長女は少しずつ
そばを離れていきました。
すると
6回目の訪問の時。
Aちゃんと次女と
2人でこもっていた子供部屋から
突然まえぶれもなく
笑い声が!!Σ(゚Д゚)
そらが耳をすませていると
次第にしゃべり声が聞こえ始め
気づけば大声で騒ぎ始めていたΣ(゚Д゚)
そらはびっくり!!
それからは
人形遊びなど、会話が必要な遊びも
全くもって可能になった
それを機会に
頻繁に遊ぶようになり
お互いの家を行き来するようになり
人見知り次女は
やがて
忘れた傘を届けにAちゃんちにまで
行けるようになった。
先生も学校の育成クラブにきている
Aちゃんに、
話をきいてびっくりΣ(゚Д゚)されていたのを思い出します。
しゃべらないからつまらないと
もう来なくなる可能性も
高かったのに
Aちゃんの粘り勝ちに感謝した
夏(/ω\)
次女にはこれがとてもいい自信に
なったようでした。
その後、2年生のときだったでしょうか。
同じ場面緘黙児が4年生に転校してきたのを
知った担任の先生方が
コンタクトをとってくださり
その子とお友達になることが
できました。
その話は
「場面緘黙児へのカミングアウト」
でお話しています!(^^)!
こんな感じで
新しいことをするときには
なんにしても
そらや長女、先生などが仲介役になり
交流を広げていった次女でした。
どこかにいる場面緘黙児のお母さんの
お役に立てたなら幸いです(*^^*)
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