加害者が被害者にかわるとき

スポンサーリンク

最近テレビを見ていたら、議員さんの事件がありました。

会見を見ていて思ったのは、加害者なのに、それを忘れたかのように、自分の境遇を正当化し、いつのまにか被害者の気分になっていることの違和感。

これを見ていて、そらも似たようなことがあったのを思い出しました。

始まりは相手が加害者になってしまったこと。

そのことに混乱していた相手に寄り添ったつもりだったときに、気づいたら手のひらを返したように、いつのまにかそらが加害者のようになり、相手は被害者になっていました。

そらには何が起きたのかわかりませんでした。

後になり、はめられた感が強くなりましたがその時はどうしたらいいのかわかりませんでした。

そのときのそらに出来たことは、黙っていること。

そのことに、弁解するわけでもなく、愚痴るわけでもなく

ただ黙っていました。

このときのそらの頭の中には1人の利用者さんの言葉。

「沈黙は金」

辛くて悲しくて、言い返したい気持ちもたくさんありましたが、このときはその言葉が頭をめぐり、そらは言葉を発することはありませんでした。

ただ、まわりのみんなに迷惑をかけていることを謝罪だけしていました。

逆境で、どういう行動にでるか。日頃の動きもあいまって、やがて頭のいい相手は表では何もわからない自分を演じながら、裏では目に見える形で根回しをしているのが、見てとれました。

人は見てくれているもので、それに気づく人も現れ皆がそらの味方になってくれました。

ありがたいことです。

あまり人を信用しないそらは、このとき人の温かさとありがたみを知りました。

世の中には色んな人がいます。そらのような思いをする人もきっといるでしょう。

声をあげないといけないときもあるでしょう。でも、今回は年配の利用者さんに教えられた

「沈黙は金」

この言葉に救われたそらでした(^^)

コメント

タイトルとURLをコピーしました