トイプードルの夜鳴き~愛之助編~

スポンサーリンク

犬が夜鳴きを始めた日の話。

里子としてやってきたトイプードルの愛之助が
我が家にきて1年近くたったある日のこと。

体調を崩した日がありました。

軽い体調不良はありますが、ちょっと
いつもとは違いました。
(病院では大丈夫との診断、お薬をもらいました)

過保護なそらは心配で心配で、いつもはケージで
寝ますがその日は寝室の私の布団の隣で一緒に寝ました。

ほどなく体調が回復し、ケージに戻した夜。

愛之助が初めて夜鳴きをしました。

どこか痛いのか、苦しいのか心配になりましたが
そんな感じではなさそうです。

体調が悪かった時に一緒に寝たから
悪い癖がついたか?とも思いましたが、
昼間、私が仕事に行くときはちゃんとケージで
おとなしくお留守番ができています。

ですが、その日から愛之助は毎日夜鳴きを
するようになりました。

7歳の愛之助、もしかして認知症!?

頭をよぎりましたが、そんな感じでもなさそうです。

運動が足りてないのかと、いつもより多めの散歩を
したり、
寂しいのかと、いつもより長めのコミュニケーションを
とったり、
室温が、寒いのか暑いのか…

いろいろ試しましたが鳴きやむ気配のない愛之助。

しかも、夜中だけ。

仕方ないので、もう一度一緒に寝てみることにしました。
すると数日は夜鳴きがおさまりました。

寂しんぼか?

と思ったのもつかの間、愛之助は今度は夜中に
室内を徘徊して夜鳴きをするようになりました。

どうしたんだろう、何がいけないのか。

一体、愛之助に何が起きているのか。

愛之助を観察する日々が続きます。

暗闇の中、何かを探すような愛之助の姿をみて、
犬がいないのが原因なのでは?と思いました。

我が家にはとても馴染み、とても家族を愛して
くれているのは日々の態度をみればわかります。

でも、愛之助が育ったのはたくさんの犬や猫がいる
にぎやかなブリーダーさんのお宅。

犬が大好きな愛之助。
お散歩中に犬に会うと、ちぎれんばかりに尻尾を振って
大喜びです。

でも、家庭犬は愛之助の好き好きな圧に圧倒され、
びびったり吠えてしまったり…。
(たまに気の合う子がいますが)

しょんぼりしながら、別れても見えなくなるまで
お見送りします。

その寂しそうな後ろ姿、愛之助をよしよしと
なぐさめる私。

それくらい犬見知りをしない愛之助。

人間の愛情だけでは埋められない何かがあるのかもしれない。
そう思いました。

そして、私の中で「多頭飼い」という文字が
日々大きくなっていき、
愛之助の気に入った子を迎えようと決めるのに
あまり時間はかかりませんでした。

それからしばらくして、迎えたワンコは
ヨークシャーテリアのうなぎ2歳。

愛之助が大喜びで笑顔が絶えず、追いかけて
まわります。

そして、愛之助の夜鳴きはその日を境にぴたっととまった
でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました