「どうしていつもポジティブなんですか?」
ある日、
ある人にそう言われました。
そう言われて
そらは思い出しました。
「苦労してるね」
「ドラマみたい」
ある日、そう言われました。
それ以来、
そらは人に自分のことを話すのが
苦手になりました。
昔のそらは
お友達とお茶をしながら
お互いの近況、
自分のことを話して
ストレス発散していたように思います。
無言になるのがいやで
話題づくりもあったのかもしれません。
いつのころからかだんだん
多分ほんとにドラマなみに
周りの環境が悪い方向へ進むことが
多くなり
波乱万丈
という言葉がよく似合う人生に(>_<)
そのぶん愚痴も多くなり
そうなると話題は尽きることがありません
聞かれてもないのに
自分の話をして
ストレス解消するように
なっていたのだと思います。
そのとき
ある人に言われた言葉が
「苦労してるね」
「ドラマみたいだね」
そらは、ハッとしました(゚Д゚)ノ
私の話は人には
ドラマができそうなくらいの
苦労話に見えるのだと
「苦労」と言われたのが
いやだったのかもしれません。
自分では、ただの愚痴で
「苦労」とは
思っていなかったから。
そらは考えました。
なにをもって苦労というのか
自分に問いかけました。
「苦労してるの?」
返事は「NO」
心身をやられて
円形脱毛症にもなったけど
そらには家族もいて
家もあり
3食おやつも食べています
贅沢はできないけど
別に生活に困っているわけじゃない
世界には
家もなく
食事もとれない人がいる
それに比べたら
そらは幸せだと
そういいたくなった
だから、苦労はしてないと思う
人によっては
幸せのハードルを
ものすごく高く設定している人がいます。
幸せってなんだろう?
そらは仕事柄
お年寄りや障がい者と接することが多いです
ヘルパーがいなければ
生活すらままならない人
背中がかゆくてもかけない人
目の前のものが取れない人
好きなときに外出もできない
そんな、
健常者にはあたりまえのことが
あたりまえにできない人が
常にそらの周りにはいます
上をみればきりがないし
下をみてもきりがない
今の現状で
幸せを探すことも
大事なことだと思います。
幸せのハードルを
少し下げてみると
楽になるのに。
同じものでも
もうこれだけしかない と
まだこれだけある
この二つには大きな違いがあります。
もうこれだけしかないと
現状をなげき自分は不幸だと思うのか
まだこれだけあると
そこに幸せを感じるのか
絶対後者のほうが人生は楽しい
わざわざ前者のように考えていると
きっと不幸になっていくんだと思います。
いま、そらは
なるべく楽しいことや
役に立つなら過去を話すことがあります。
が、にんげんだもの
たまには愚痴を言いたくなることも(笑)
そんなときは
「聞いてもらってありがとう」
「愚痴をきかせてごめんなさい」
のひとことを(*^^*)
他人の不幸は蜜の味
といいますが
優しい人にはきっと
蜜の味どころか聞くのも負担なはず
「なんでいつもポジティブなんですか?」
と聞かれたら
たぶん、
ないものばかりをなげくんじゃなく
自分が手にしているものが
いかに尊いのかに
目をむけられば幸せに
なれるから
と思うそらでした(*^-^*)
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